こんなことでお悩みではありませんか?
- 2カ月以上生理が来ていない
- 生理周期が40日以上空いてしまう
- 生理周期が24日以内に来てしまう
- 生理の血液の色が黒っぽいことがある
- 生理の血液量が少ないことがある
- 仕事や友人とのストレスを抱えている
生理(月経)が起こるメカニズム
女性の身体というのは、そもそも妊娠や出産に対応できるような特有の構造になっており、約25~38日を1サイクルとした周期的なリズムを形成しています。それが、エストロゲン(卵胞ホルモン)・プロゲステロン(黄体ホルモン)と呼ばれる2つの卵巣から分泌されるホルモンです。これらのホルモン分泌が起こることにより、卵胞が大きくなり排卵したり、子宮が受精卵を生育するための準備が完了します。そして、受精しなかった場合や受精しても妊娠しなかった場合には、不要となった子宮内膜が出血と共に体外に排出されます。れが「生理(月経)」の起こるメカニズムです。
生理不順といわれる代表的な例
- 頻発月経:月経周期が通常25日以内のもので、月に複数回起こる状態。
- 稀発月経:月経周期が通常39日~3カ月のもので、年に数回しか起こらない状態。
- 無月経:月経が停止している状態。(稀発月経の状態を放置していると無月経になりやすい)
- 無排卵月経:出血はあるものの、排卵を認めない生理の状態。
- これらの他にも、「生理の期間が短い、長い、出血量が少ない、多い、生理痛が強い」
等、女性の半数が生理に関するお悩みを持っています。 女性ホルモンの働きにより、周期的に生理(月経)が起こるようになっており、この周期には女性ホルモンの分泌が大きなカギを握っています。ところが、様々な原因によりこのモルモン分泌に乱れが生じ、生理周期のリズムが崩れてしまうことにより、生理不順が起こってしまいます。
生理不順の対策
では、どのようにしたら生理不順を引き起こさなくても良くなるのでしょうか?
生理不順の対策(予防)として・・・
①ストレスは大敵
女性ホルモンの分泌に大きく関わっているのが、脳内の視床下部と呼ばれる場所です。この視床下部に影響を与えてしまうのが、いわゆる「ストレス」です。 確かに、ストレスの原因自体を取り除くことは容易ではありません。しかしながら、うまくストレスの解消(逃げ道を作る)したり、睡眠や食生活などの生活習慣を整えることが大切となってきます。例えば、寝る前にストレッチをしてみたり、アロマなどで癒されてみてはいかがでしょうか?
②冷えも大敵
身体が冷えているとホルモンバランスを崩しやすい状態になりますが、逆に身体を温めるだけでも、バランスは整いやすくなります。 例えば、半身浴や身体を温めるような食事、寝るときには腹巻をつけたり、湯たんぽを布団の中に入れてみてはいかがでしょうか?
③バランスのとれた食事
変則的な食事の時間や偏った食事をしていると、身体のリズムのみならずモルモンバランスも崩してしまいます。できる限りバランスのとれた食事を規則正しく取っていただくのが生理不順を解消するきっかけとなります。例えば、必要な栄養素として・・・玄米などの(ビタミンB群・E)、ホウレン草や小豆などの(鉄分)、豆乳や納豆などの大豆食品が一般的に良いとされています。 以上のように、生理とは女性が妊娠するうえで決して欠かすことの出来ない生理機能の1つです。もし今、生理不順を放置していると妊娠しずらい体質となり、 不妊症となってしまうケースも考えられます。